専門部活動方針

令和6年度 専門部活動方針

【総務部】
 岡山市小学校長会活動方針に基づき,岡山市の教育に資する提言ができる力量を高めるため,組織として活動できる体制を確かなものにしていきます。
 そのために,活動内容と担当部が整合性を持って取り組めるように調整します。また,会員の研修を充実させるため,全員研修会の内容を整理・充実します。さらに,岡山市教育委員会,指定都市校長会と連携を図り,今日的な教育課題に対して検討していく体制を整え,ビジョンを持って提言できるよう力量を高めていきます。

1 今日的な教育課題に対しては,検討する組織を設置するとともに,関係機関に提案していく。
2 全体の研修計画の策定にあたっては,市教委の担当者と相談し,お互いの計画のすりあわせを行う。また,全体研修会と区研修会のつながりをより強くする。
3 全体研修会の内容や時間配分について検討するとともに,研修の機会を積極的に設け,会員の実践の共有を図る。
4 岡山市小学校長会の組織や活動を,ホームページ等を使って発信する。
5 指定都市小学校長研究協議会岡山大会実行委員会の活動が円滑に進むよう,関係各部署との連絡・調整を行う。

【教育研究部】
 岡山市小学校長会活動方針に基づき,学校運営のリーダーシップをとる校長の資質向上を図るために,6分野の委員会に分かれて,ねらいを絞ったテーマのもとに研修を深めたり,指定都市校長会研究協議会事務局としての業務を行ったりする。各委員会における研修・研究の成果や,各大会で得られた情報を「小学校長会及び研修会」の場などを利用して共有化し,岡山市全体で実践できるようにする。

1 研修内容を継続し,深めていく。
(1) 前年度までの研修の成果と課題を検討し,委員会ごとの研究テーマを策定し,研修を深める。
(2) 研修時間を確保するため,「小学校校長会及び研修会」の日だけでなく,各委員会で随時研修会をもったり,C4thで情報交換したりするなど,工夫する。
(3) 研修の講師を招聘する際は,事前に総務部に連絡し,特に研修時間が確保できるよう努める。
(4) 委員会間や専門部とも連携・調整し,研究・研修の広がりと深まりを図る。

2 岡山市全体で実践できるように研修内容を共有する。
(1)研究テーマとその達成に迫る手立てを共通理解できるようにする。
 ※ 6委員会の研究テーマを集約し,第1回専門部長・委員長会で提案する。
(2) 「研究のまとめ」の発表の機会をとり,成果を共有する。
 ※ 6委員会の活動内容を集約し,第2回専門部長会・委員長会で提案する。

3 指定都市校長会研究協議会事務局としての業務を行う。
(1)「調査A」「調査B」アンケートについて回答し,大会事務局へ送付する。
 ※ 「調査A」については教育委員会へ,「調査B」については教育課題対策部へ回答依頼する。
アンケート結果は校長会で報告し,現状分析に役立てる。
(2) 研究協議会参加者への日程確認・宿泊および旅券手配等,団体出張にかかわる諸活動を行う。
(3) 研究協議会の協議内容について,参加者からの情報を集約し,校長会で報告する。
(4) 研究協議会当日のアトラクションでアピール活動の発表年度には,「岡山市のアピール」を計画・
練習する。
 ※ 今年度は岡山大会のため,(2)~(4)の業務はなし。

【学校経営推進部】
 岡山市小学校長会活動方針に基づき,学校経営(人的要件,物的要件,経済的要件,運営上の要件)において,岡山市の教育に資する提言ができる力量を高めるため,組織として活動できる体制を整える。その活動の充実を図ることによって,小学校長会の活性化につなぎ,岡山市の教育の充実に寄与していくことができるようにする。また,各学校の情報をとりまとめ,共有することにより,各校が学校経営・学校運営に生かすことができるようにする。

1 学校経営に関する課題のとりまとめをする。
(1)学校経営(主として人的要件,物的要件,経済的要件について)に関する課題を各校に調査し,とりまとめを行う。
(2)まとめたものを活用し,各区の校長会研修会で話題にしたり,検討したりする。
(3)岡山市教育委員会に対する提言の基礎資料を作成する。

2 学校経営に関する情報提供を行う。
(1)学校行事や学校運営に関する各校の情報が共有できるファイルを作成する。
(2)特別支援教育支援員等の過不足情報が共有できるファイルを作成する。

【教育課題対策部】
 岡山市校長会の活動方針に基づき,岡山市の教育に資する提言ができる組織となるように教育に関する調査研究を行い,岡山市が抱える教育課題を明らかにする。
 
1 岡山市立小学校についての実態調査を行う。
(1) 岡山県校長会が実施するアンケート調査の集計を行い,岡山市の集計結果 及びグラフを作成する。
(2) 指定都市校長会研究協議会の調査Ⅱ(大都市の学校が直面する課題及び取組)について教育研究部と連携してアンケートを行い,取りまとめをする。
2 県校長会アンケート調査を分析し,岡山市小学校長会に教育課題を提案する。

【人材育成推進部】
 岡山市小学校長会活動方針に基づき,岡山市教職員の人材育成・確保を図るために,人材育成に係る課題を調査・収集するとともに,関係諸機関と連携をとりながら,その効果的な育成方法について方策を講じ,情報を発信していく。

1 関係諸機関との連携
 教育委員会・教育研究研修センター・附属小学校・附属特別支援学校・大学等と情報共有を図り,岡山市教員育成指標に基づいた人材育成の在り方を検討し,校長会として具体的な方策を講じることができるようにする。

2 人材育成推進会議の実施
(1)教育委員会,教育研究研修センター等と意見交換をする人材育成推進会議を実施し,人材確保や人材育成の体制づくり,方策等について協議する。
(2)校長会研修会の中で,人材育成推進会議を実施し,人材育成のための方策等について協議する。

3 人材育成に係る課題や方策の調査及び情報発信
 校内における人材育成の在り方や,教職員の資質・能力を全市的に高めるための方策などについて調査し,人材育成の現状,成果・課題を明らかにし,情報発信する。

【校外学習対策部】
1 活動方針
 令和6年度の修学旅行が安全かつ有意義に実施できるよう,修学旅行の適正な実施に関する諸問題を検討する。安全・安心な対応を活動の柱に据え,感染症や自然災害等への対応についても取組を進めていく。同時に,今までの経緯を新転任校長に説明する会を設け,契約や実施について適切に行われるよう助言していく。
 また,修学旅行以外の校外学習についても,相談の窓口となり,その課題について検討する。

2 活動の柱
(1)令和7年度以降の入札状況の把握
 ・ 一覧表にまとめる
(2)令和6年度の修学旅行の適正な実施
 ・ 一覧表にまとめる
 ・ 新転任校長に今までの経緯と契約についての情報提供
(3)令和6年度の校外学習における相談窓口
 ・ 相談窓口となり,その課題について検討する。

3 活動計画
(1)校外学習対策部会
 ・ 第1回 令和6年度のスケジュールについて
       令和7年度以降の修学旅行の契約状況について
       各校への情報提供内容の確認
 ・ 第2回 令和6年度の修学旅行の進捗状況と課題及び校外学習についての課題
 ・ 第3回 令和7年度以降の契約の進捗状況と課題
 ・ 第4回 令和6年度の反省と課題検討,次年度への課題整理

(2)修学旅行対策委員会
 修学旅行について,岡山市全体に関わる場合には,検討委員会を開き,検討を行う。令和5年度は,開催実績なし。

4 その他
 令和4年度より修学旅行幹事団は解散し,修学旅行の予算立ては行っていない。弁護士費用などが必要になった場合は,一般会計からの捻出をお願いしたい。令和5年度は,支出なし。
 各校に情報提供はするが,学校単位で契約しているため,学校判断を基本とする。